季節を泳ぐジンベイザメをみんなで作りました〈こども食堂おおり〉
#みんなSAME Product展 に際し、おおのじょう こども食堂おおり さんに集まる子どもたちとボランティアスタッフのみなさんに〈 SAME / サメ 〉を作っていただいています。
子ども食堂おおりとは、本展に段ボール アーティストとして出品している 安川 眞澄 さんが運営するアトリエ MISHMASH/ミッシュマッシュ で 開催されている 〝子どもたちが食と工作を楽しむ場所づくり〟事業のひとつ。
● こどもたちの居場所をつくりたい
● すべてのこどもたちに温かいごはんを提供したい
● こどもたちと地域の方々との交流の場を作りたい
● こどもたちに物作りの楽しさを味わってほしい
こういった思いから、福岡県大野城市にてこども食堂を立ち上げ。地域のみなさんの協力を得て二ヶ月に一回程度開催されています。
食事の他に工作も楽しめるようになっており、
サポートをしている 長沼 真弓 さんの発案で、昨年10月に開催したこども食堂で『みんなの手形でジンベイザメを作ろう! 』と、大作に挑戦することに。
6月、まずは大人たちでミーティングを行い、どんな作品を作るかを話し合い、作品の試作や、保護者の皆さまへのお手紙のチラシを作りました。
アトリエ ミッシュマッシュには、子どもにも安全で簡単に工作が楽しめる道具がたくさん用意してあります。
紙を押して切り抜いたり、挟んで波模様の折り目を付けたり。
組み合わせる感性とアイデアで幼いお子さんでも完成度の高い作品が作ることができ、子どもから大人までモノづくりを楽しめます。
おばあちゃんの家に遊びにきているような古民家に開かれたアトリエは、縁側から子どもたちがワクワク顔でやってきます。
ジンベイザメを作る日はあいにくの雨でしたが、たくさんのお子さんと親御さんが集まりました。
使用した画材は、キットパス という、子どもの肌にも安心・安全な素材。
アトリエのオーナー安川さんと長沼さんはキットパスのインストラクターのライセンスを取得されており、子どもたちが安心して楽しめるよう取り組まれています。
工作は、手形アートの他に、ハロウィンのかぼちゃの折り紙に、アロマの先生が持って来てくれた「ハロウィンの香り」をつけるという、折り紙の先生とアロマの先生のコラボ。
写真のように、よちよち歩きの女の子からお兄ちゃんまで工作を楽しんでいました。
そして、工作の後は食事。
食材は筑紫フードバンクさんに集まったものに加えて、おやさいや菜さんのみかん、ご近所の家庭菜園で採れたお野菜、農業高校で作ったベーコンと麹が。
食材は前日までどんなものが届くか分からないそうで、揃った食材を見て食事班がパパッと献立を考えるそうです。
「みかんの葉、こんな風に付いてるの知ってる?」と、
敢えてそのままテーブルに並べられていました。
ホカホカ、ワイワイ。
子どもにとっても大人にとっても楽しい時間です。
通常は食事の後に工作をするそうですが、今回は工作を先に。
内容によって、ひとりでも多くの子どもたちが楽しめるよう工夫されています。
子どもたちが帰ったあとは、ボランティアチームで本日のまとめ。
この場を、現実的且つ安全に継続していくために、総括と意識の共有されていました。
たくさんの方の手によって作られた「季節を泳ぐジンベイザメ」、
ぜひ、天神 ソラリアパークサイドギャラリーへ見に来てください
福岡県大野城市上大利2-3-21
公式Instagram
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